浜名湖七福神霊場は、高野山真言宗寺院七カ寺から構成されております。
高野山真言宗とは、今から約千二百年前に弘法大師空海上人が大成した真言密教の教えを教義とし、高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とする宗派です。
当霊場の寺院は、いずれも奈良から平安初期の開創の古刹であります。仏像・庭園・美術品などの貴重な文化財を守り伝え、四季折々の行事で賑わう、地域の信仰に根ざした寺院でございます。 巡礼される皆様の七難即滅・七福即生をお祈り申し上げます。
尚、ご参拝の際には、浜名湖七福神専用の朱印帳および色紙を各寺院にてご用意してございます。是非ご利用下さいませ。   合掌


浜名湖七福神事務局/応賀寺 〒431-0301 静岡県湖西市新居町中之郷68-1 TEL:053-594-0196 FAX:053-596-9100
朱印帳並びに朱印について

浜名湖七福神専用の朱印帳、色紙をご用意しております。各寺院の朱印代は200円です。是非ご利用ください。尚、一般の朱印帳の場合は朱印代300円となります。

浜名湖七福神朱印帳 1,000円


浜名湖七福神色紙1,500円




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薬師堂(本堂)


恵比須神

恵比須神(律儀の徳)
鏡光山 応賀寺(おうがじ)/静岡県湖西市新居町中之郷68-1[応賀寺公式サイト
TEL.053-594-0196
恵比須神は客殿内です。ご自由にご参拝下さい。
※宝物館拝観料300円(要予約)

応賀寺は、神亀年間(七二四〜七二九)聖武天皇の勅願寺として行基菩薩によって開創された。
本尊は弘法大師を嵐より救ったとの伝えのある薬師如来で、薬師堂とともに県指定文化財。
 宝物館には、県指定文化財の阿弥陀如来、毘沙門天の他、多数の市指定文化財を展示。宝物館拝観は有料。
 二月三日星まつり、四月二十一日お砂踏み、七月八日きゅうり封じ、十一月三日薬師大祭(ご開帳)が行われる。毎月八日、二十八日の縁日には朝九時より祈祷厳修。
<清廉度量>
 恵比須神は七福神で唯一の日本古来の神で、伊弉諾命と伊弉冉命の第三子ともいわれる。右手の釣竿は「釣りして網せず」という暴利を求めぬ清廉の心をあらわし、左手の鯛は「めでたい」に通じる。ご利益は、大漁満足、商売繁盛、五穀豊穣。



桜祭りの頃


福禄寿尊天

福禄寿尊天(大望の徳)
竜宮山 岩水寺(がんすいじ)/静岡県浜松市浜北区根堅2238[岩水寺公式サイト
TEL.053-583-2741
福禄寿尊天は本堂前です。

岩水寺は、神亀二年(七二五)行基菩薩が自ら薬師如来尊像を彫刻し開創された。本尊は、天竜川の龍神化身にして征夷大将軍坂上田村麻呂公の奥方と伝わる厄除子安地蔵菩薩(国指定重要文化財)。
 正月一日〜十五日には初詣、二月第三日曜日は星まつりが行われ、参拝客で賑わう。境内には600本の桜が植えられ、満開の時期には桜祭りが開催される。子授、安産、初参り、家内安全などの護摩祈祷は毎日厳修。
<人望福徳>
 福禄寿は、数千年の寿命を保った宋の道士・天南星の化身、または南極老人星の化身。長い頭に長い髭、杖をもつ。福禄寿の三文字はそれぞれ、福=子孫繁栄、禄=身分財産、寿=健康長寿の三徳をあらわしたものである。



庭園


大黒尊天

大黒尊天(裕福の徳)
大乗山 摩訶耶寺(まかやじ)/静岡県浜松市北区三ケ日町摩訶耶421[摩訶耶寺公式サイト
TEL.053-525-0027
大黒尊天は本堂内です。住職不在の場合、大福寺および応賀寺で大黒天朱印をいただけます。
庭園拝観料300円

摩訶耶寺は、聖武天皇の祈願寺として神亀三年(七二六)行基菩薩によって開創された。本尊は古来より厄除で知られる聖観世音菩薩。二月三日には星祭りが行われる。
 庭園は平安末期から鎌倉初期の日本の中世庭園を代表するもので、座視鑑賞式池泉庭。宝物館には、国指定重要文化財の不動明王像、千手観音像、および県指定文化財の阿弥陀如来像を展示する。庭園、宝物館の拝観は有料。
<有福蓄財>
 大黒天は、インドのシヴァ神を起源にもち、日本に入って大国主命と習合した。打出小槌は「土」に通じ五穀豊穣をあらわし、福袋は無尽蔵の富を、大きな頭巾は上を見ない謙虚さを、二俵の俵は「足るを知る」清廉の心をあらわす。



満点星(ドウダン)紅葉の頃


寿老尊天

寿老尊天(長寿の徳)
光岩山 長楽寺(ちょうらくじ)/静岡県浜松市北区細江町気賀7953-1[長楽寺公式サイト
TEL.053-522-0478
寿老尊天は本堂(山門入って左手の小さいお堂)内です。
※庭園拝観料300円

長楽寺は、大同年間(八〇六〜八一〇)弘法大師によって開創された。本尊は馬頭観世音菩薩(市指定文化財)。
 小堀遠州作と伝わる満点星が植え込まれた回遊式庭園は遠州三名園の一つで、十月〜十一月に紅葉の見ごろを迎える。庭園拝観は有料。梅のトンネルで知られる梅林は二月〜三月頃が花の見ごろ。本堂横にある県指定文化財の梵鐘は、鎌倉時代の銘があり県内最古級。
<延命長寿>
 道教の祖・老師の化身、または南極老人星の化身。白髪に頭巾、長い白髭をたくわえ、杖を持ち、長寿の象徴の玄鹿を連れ、延命長寿を授ける。鹿が禄と通ずることから福禄の神ともされる。



本堂


毘沙門天

毘沙門天(勇気の徳)
遠州信貴山(しぎさん)/静岡県浜松市中区中沢町81-26[遠州信貴山公式サイト
TEL.053-472-6671
毘沙門天は本堂内です。参拝の際は受付にお声かけ下さい。

大和国・信貴山 朝護孫子寺は聖徳太子ゆかりの我が国最古の毘沙門天霊場である。遠州信貴山では、その毘沙門天の御分身を奉祀している。
主な年中行事としては、一月一日〜十五日 初詣り、二月三日 星まつり、八月第一日曜日 毘沙門天大祭(前夜祭 火渡り柴灯護摩)がある。その他、毎月の行事としては、三、十三、二十三日は毘沙門天縁日護摩祈祷、二十一日は弘法大師祈祷、二十八日は人形供養が行われる。
<勇気授福>
 毘沙門天は、四天王の一尊で多聞天とも呼ばれる。インド神話のクベーラ神を起源に持ち、武神かつ財宝神。鎧兜を身に纏い宝塔を手にし、邪鬼を踏みつけ仏法を守護する。ご利益は家内安全、福徳開運、商売繁盛。



仁王門


布袋尊

布袋尊(和合の徳)
瑠璃山 大福寺(だいふくじ)/静岡県浜松市北区三ケ日町福長220-3[大福寺公式サイト
TEL.053-525-0278
布袋尊は参道左手の客殿内です。参拝の際は寺務所までお声かけ下さい。
※庭園、宝物館拝観料500円

大福寺は、貞観十七年(八七五)教待上人によって開創された。本尊は浜名薬師として知られる薬師如来(県指定文化財)。本堂周辺には十月〜三月まで咲く半歳桜がある。
 宝物館には国指定重要文化財の普賢十羅刹女像、金銅装笈、瑠璃山年録残編の他、貴重な文物を展示。室町時代築庭の浄土苑は観賞式兼回遊式で県指定文化財。宝物館・庭園拝観は有料。  室町時代から伝わる大福寺納豆が有名で徳川家康公も好み、歴代将軍に献上された。十一月〜五月頃まで販売。
<愛敬富財>
 布袋和尚は、十世紀頃の中国に実在した僧侶で、弥勒菩薩の化身ともいわれ、常に袋を背負っていたことから布袋と呼ばれた。福福しい容貌は、円満な人格と大量を表し、多くの人に愛され子宝に恵まれる円満な家庭を授けるという。また、天候や吉凶を能く占ったことから金運をも招くとされる。



観音堂礼拝堂


弁才尊天

弁才尊天(知恵の徳)
甲江山 鴨江寺(かもえじ)/静岡県浜松市中区鴨江4丁目17-1[鴨江寺公式サイト
TEL.053-454-5121
弁才尊天は山門近くの池のほとりの弁天堂です。

鴨江寺は、芋掘長者が発願し、行基菩薩が大同二年(八〇七)に開創された。本尊は聖観世音菩薩。天正十一年(一五八三)には、徳川家康公が善光寺如来を鴨江寺に遷座した。
 彼岸の「お鴨江まいり」がとりわけ有名で、春秋の彼岸には大勢の参拝者が訪れる。他にも、一月一日〜7日には初詣・元朝大護摩供、二月三日には星まつりが、毎月一、八、二十八日には不動明王護摩供が行われる。近年はペット供養に訪れる参拝者も多い。
<芸道富有> 
 弁才天は、七福神の紅一点で、インドの水の女神サラスヴァティーに起源を持つ。琵琶を奏でる姿から、芸能、音楽、弁舌、知恵の神として信仰される。また、弁財天とも書かれ、財や富をもたらす神としても信仰される。